ROTAX MAX Q&A |
KT、アバンテ、X30からクラス変更をお考えの方、 MAXに興味があるけど難しそうと思っている皆さんへ 素朴な疑問のQ&Aをまとめてみました |
Q: ROTAXのエンジンを走らせるのは難しいですか? |
A: KT アバンテ、X30から乗り換えてもあまり難しくありません、 ただキャブレターがスライド式で口径が大きい為、 通常のバタフライ式に比べると最初はレスポンスが悪いと思うかもしれませんが、 慣れてしまえば、全く問題ありません。 |
Q: ROTAX MAXの性能は? |
A: ROTAX MAX で約29PS MAX-Jrで約20PS有ります、 ちなみに、鈴鹿南コースでMAXクラスが49秒後半〜50秒前半、 MAX-Jrクラスで51秒中盤〜52秒前半がトップクラスのタイムです、 タイヤ/最低重量を考えると、かなり速いクラスです。 |
Q: ROTAX MAXのランニングコストは? |
A: KTに比べると、エンジン自体の価格は高いのですが、 トータルのランニングコストは安いです。 例えば鈴鹿シリーズを1年間フル参戦したとします(5戦) ピストン交換は1〜2回、 フルO/H(クランク廻り)は1年に1回で大丈夫です。 KTから乗り換えたお客さんからは、もっと早くこれに乗っていれば良かったと言われます。 |
Q: ではなぜROTAX MAXのランニングコストは安いのですか? |
A: ROTAX MAXは125ccです。 ROTAX MAXのエンジンは回転を上げて走るのではなくトルクで走らせます、 最高回転の目安がMAXで13500rpm MAX-Jrで12000rpm位です、 そのため、ピストン、コンロッド、ベアリング類の消耗が少ないのです。 シリンダー内部がニカジルメッキされている事もランニングコストを下げている大きな要因です。 |
Q: ROTAX MAXは水冷式で大変ですか? |
A: ROTAX MAXは、水冷式ですが、エンジンとラジエターが一体なので ラジエターホースやポンプのことを考える必要はありません。 エンジンの積み下ろしも簡単です。 KT/PRDがちょっと大きくなったといった感じです。 注意点: 冬季はラジエターの水を必ず抜いてください、水が凍り シリンダーを破損させる恐れが有ります。 |
Q: ROTAXのエンジンはヨーロッパでは盛んに行われていますか? |
A: 2004年ユーロチャレンジシリーズに行って初めて、 日本はかなり遅れていて、情報不足だと感じました。 なぜなら日本の人口の15分の1以下のスイスで日本の2倍、 イギリスでは、10倍ROTAX MAXが売れています。 世界全体でも、ランニングコストが安くかつエンジン性能の 安定したROTAX MAXが主流になったようです。 (ちなみに日本は、年間販売150基ぐらい) ユーロチャレンジでも、親子や友人メカと二人で参戦している人たちが目に付きました トップからホビー派まで幅広く指示されていることの現れだと思います。 2014年は多くのワークス勢がEURO ROTAXシリーズに参戦しますので もっとハイレベルになると思われます。 |
Q: ROTAX MAXの性能差? |
A: よく聞かれるのが、 「Rotaxは毎年仕様変更が有る」 「勝つためには毎年新しいエンジンを購入する必要がある。」 これは全く間違っています。 確かに、毎年全く同じ性能ではありませんし見た目(ラジエターやチェーンカバー)も 同じではありませんが、性能の点から言えば同じです。 今でもほぼ10年前のクランクケースを使用されている方がいらっしゃいます。 さすがに、シリンダーなどは新しいですが全てを買い換える必要はありません。 |
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